3.5年目の今だから語れる!続けて良かったフライフィッシングの魅力

はじめに

「ドライフライで釣れたら楽しいだろうな…」 最初はそう思っていたフライフィッシング。実際始めてみるとまぁ「飛ばないし、釣れないし、難しいし…」想像以上に奥が深く、又一緒に釣りに行くのがルアーマンばかりだから、その手軽さと釣れてるのを見ていると、最初の1年は何度も挫折しそうになりました。

でも今、3.5年目に入って思うのは、**「続けて本当に良かった」**ということ。 日々の事から頭が離れ、自然と一体になれる感覚、夢中になる魚との駆け引き、自分と向き合う時間。 この釣りには、他の趣味にはない「静かな熱中」があります。

この記事では、フライフィッシングを3.5年間続けたからこそわかった「本当の魅力」を、実体験を交えて紹介していきます。


魅力①:自然との一体感が圧倒的に心地いい

渓流のせせらぎ、木漏れ日、鳥の声、心地よい風。 都会では感じられない静けさと、美しい景色の中で過ごす時間は、まさに“非日常”です。

フライをキャストする手を止め、川の音に耳をすまし、心地よい風に吹かれていると、 魚が釣れなくても満たされてしまうのが、フライフィッシングの不思議なところ。                            釣れたほうがそりゃあ良いですけどね・・・・

忙しい日常から離れ、心と体をリセットする最高の方法です。


魅力②:魚が釣れたときの達成感が格別

フライフィッシングは、ただ釣るのではなく「魚を騙して釣る」釣りです。 自然にいる虫に似せたフライを選び、正確に投げ、自然な流れで流す。 そのすべてがうまくいったときに、ドライフライで魚が“パシャッ”とフライを咥えた瞬間は震えるほど嬉しい。

私が初めてアメマスを釣った日は今でも鮮明に覚えています。 キャスト、フッキング…拙い操作で何とか釣り上げれた時、達成感というか快感は、他の釣りではなかなか味わえません。


魅力③:技術と知識が少しずつ積み重なる喜び

キャスティング、ライン管理、フライ選び。 フライフィッシングは知識と技術が求められる釣りですが、その分「できることが増えていく」喜びがあります。

最初は何が正解か失敗かわからないことばかり。ドライフライだけをやりたかったのですが、釣るためにもウェットフライ、ニンフ、ストリーマーによる引っ張る釣りなど、知識や技術を積み重ね少しずつうまくなっていく。 前回は釣れなかったポイントで、やり方を変えて今回は釣れる。 そんな小さな成長の積み重ねが、自信や楽しさにつながります。


魅力④:季節ごとの楽しみがある

フライフィッシングは一年を通じて楽しめる趣味です。

  • 春:雪代が落ち着くころのヤマメ・イワナ・ニジマス狙い
  • 夏:高原の渓流で涼みながらの釣り
  • 秋:紅葉に囲まれての静かな釣行、一番釣れる時期です。
  • 冬:釣りはオフでも、フライタイイングやギア整備に没頭

四季の変化を釣りとともに味わえるのも、フライならではの魅力です。


魅力⑤:道具やフライ選びも“趣味”として楽しい

ロッドやリールはもちろん、ベスト、ネット、フライボックスに至るまで、こだわり始めると止まりません。上を見たらきりがない趣味ですが、全然自分の予算、趣向で楽しめます。

フライを自分で巻く「フライタイイング」にも興味あり、近いうちに揃えて自分のフライを巻きたいです。それで釣れたら最高ですよね。

釣りだけでなく、道具や知識を深める楽しさがあるのも、長く続けたくなる理由のひとつです。


魅力⑥:仲間やつながりが増える

現地の釣り場で偶然出会った人と話したり、SNSで情報交換したり。 同じ趣味を持つ人たちとのつながりが自然と生まれます。

年齢や職業を問わず、またフライマンに限らずルアーマンの人たちも、気軽に「釣り」という共通の話題ですぐに打ち解けられるのも、この趣味のいいところ。初心者なので気後れする事もあるのですが、相手の方たちはそんなこと全く関係なく、楽しく会話できます。


まとめ|フライは一生付き合える趣味になる

最初はわからないことだらけで、何度も「やめようかな」と思ったこともあります。 でも、今では「もっと早く始めればよかった」と心から思える趣味になりました。

フライフィッシングは、ただの釣りではありません。 自然と向き合い、自分と向き合い、じっくり楽しめる一生モノの趣味です。

続けたからこそわかるこの魅力、ぜひあなたにも味わってほしいと思います。

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